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歯科衛生士のチェアタイムは60分がベスト!コスパより「満足」な理由歯

60分のチェアタイムは、患者さんと歯科衛生士双方の「満足」を実現し、結果的に、安定的な経営を確立します。

歯科衛生士のチェアタイムを30分前後に設定する歯科医院も多いかと思いますが、それにより実現できるコストパフォーマンスは果たして持続的なものでしょうか?
歯科衛生士のなかには「できるだけ患者さんとじっくり向き合いたい」「チェアタイムに余裕をもちたい」「患者さんを回すような歯科医院では働きたくない」と考えている方も少なくありません。
また、やりがいを大切にしたいと思いながらも「長く働くならプライベートも充実させたい!」と考える方もいるでしょう。

「デンタルフィットネス」の考え方では、まず、上記のような歯科衛生士の想いを叶えます。
歯科衛生士がやりがいをもって働くために、チェアタイムは60分がベストなのです。
十分な時間で質の高い治療を提供できるため、患者さんの満足でリピート率が向上し、これにより安定的な経営を実現できます。

デンタルフィットネスとは

デンタルフィットネスとは

「デンタルフィットネス」は、一般的な保険診療の範囲で行う予防歯科の仕組みであり、患者さん・歯科衛生士の「満足」を重視します。

また、この仕組みは、予防歯科によるストック型のビジネスであると捉えることもできます。
むし歯治療などの1回限りの患者さんを増やすのではなく、健康のために通い続けてくれる患者さん (既存顧客) を増やすことで、持続的で安定的な経営を実現できます。
つまり、10人の新患を獲得するのではなく、1人の患者さんに10回リピートしてもらうというスタイルであり、このリピーター獲得のために重視すべき点が患者さんと歯科衛生士の満足なのです。

デンタルフィットネスには6つのスゴさがあります

  1. 顧客生涯価値(LTV)が高い
    予防歯科は患者さんにとって良いモノ。だから常に需要があり、廃れることはありません。
  2. 再現性が高い
    デンタルフィットネスを導入している約80医院すべてで結果が出ています。
  3. 離職率が下がる
    デンタルフィットネスは歯科衛生士が主役!やりがいをもって楽しく働けるようになります。
  4. マーケットが大きい
    国民の95%はまだ歯科医院に通っていない人。つまりこれが予防歯科のターゲット!
  5. ストック型ビジネスである
    リピート率が高くなるので、歯科医院の安定収入源となります。
  6. 利益率が高い
    特別な器械や技術が不要なので、1億円の売上に対して、利益は6,000万円!

リピート率は95%が基本であり、例えば、リピート率が95%の場合と80%の場合を比べると、来院する患者さん(アクティブクライアント)は4倍も変化します。
患者さんの健康と従業員のやりがいにより、歯科医院に関わる全ての人が本当の満足を得られるようにするのが、デンタルフィットネスの目標です。

歯科衛生士の満足

歯科衛生士の満足

患者さんの満足は、意外にも歯科衛生士の満足を重視した結果実現します。

歯科衛生士の働きやすさやモチベーションを維持するための工夫の一つが、チェアタイム60分です。
デンタルフィットネスにおける歯科衛生士の満足を実現するための工夫は次の通りです。

  • 大人の定期健診を60分にする
  • 歯科衛生士を歯ブラシのプロにする
  • 担当制にしない
  • 次回の予約をチェアサイドで取る
  • 指導では「指摘」ではなく「褒める」を意識する

歯科衛生士の本当にやりたかったことができる環境を用意することで、モチベーションが向上し、治療のクオリティを上げ、患者さんの満足にもつながるのです。

歯科医院において、売上に匹敵するお悩みはなんと言っても歯科衛生士の不足でしょう。
利益や効率を優先して「過剰なサービスを要求する」「マニュアルでガチガチに固められた業務を強いる」このような考え方では、歯科衛生士のモチベーションは低下し辞めてしまいます。
やりがいを感じ、歯科衛生士として本当にやりたかった仕事ができる職場なら、辞める必要もなく、治療の質も向上、顧客の満足につなげることができます。

患者さんの満足

患者さんの満足

デンタルフィットネスのゴールは集客ではなく、患者さんがリピートして通う仕組みづくりです。

デンタルフィットネスは「患者さんのセルフケアの習慣化」を目的としており、歯科衛生士は習慣化のサポーターに徹します。
習慣化された患者さんは、歯科医院に通うことが当たり前となり、“健康のサブスク”として勝手に通ってくれるようになります。
「患者さんは、何をしてもらえたら嬉しいか?どんな風にされたら嫌か?」通いたいと思われるためには、患者さんの立場に立ったアプローチが必要です。

患者さんにとって本当に幸せなのは、そもそもむし歯や歯周病にならないことです。
デンタルフィットネスでは、受付での予約は不要であり、リコールの電話もなく、リピートはがきは患者さん自身に書いていただきます。
患者さんにむし歯や歯周病にならない「本当の幸せ」を提供する、そのためには歯科衛生士さんのサポートが必要不可欠です。

まとめ

まとめ

チェアタイムを60分とすることは、歯科衛生士の働きやすさとモチベーションの維持を後押しし、患者さんの満足度を高め、結果的に、安定的で持続的な経営の実現につながります。

チェアタイム60分の基となる考え方「デンタルフィットネス」について、より詳しく知りたい方は、こちらの記事をご覧ください。